昨年のiPadのヒットを受け、今年はタブレットデバイス戦国時代に突入。
結局はアップルのipad対その他の戦いとなるでしょう。
それにしてもタブレット機器は特徴づけが難しいですね。となるとみんなipadに流れてしまうわけで・・・
駆動時間や価格、サイズあたりで勝負するとなると、どー考えても現時点ではiPad2に勝てている機種が出ているとも思えず・・・
で、ならば一工夫して出してやろうと考えたのかどうかはわからないのですが、登場したのがHTC Flyerなのかなと。先日もブログに書いたように、一般的となった指によるタッチ操作とは別にスタイラスペンを用いた操作が可能になっている機種です。
今回はFlyerの特徴でもあるこのペン機能を紹介しようと思います。

このスタイラス、乾電池が必要です。単6というマニアックなタイプ。探してみたら日本でも扱いはあるようですので当面心配なさそう。
電池を使ったペンという事は今までのPDA等で用いられていた感圧式ではないみたい。
このペンを使った用途、現時点では2つに分けられます。
- メモ
- 走り書き
(1)はまさにその通りで画面をノートに見立てて色々書き込めるモードです。
(2)はちょっと特徴的で、走り書きモードをスタート自他時点で画面に表示されているものをキャプチャし、そこに書き込めるという感じです。
iPhone、iPadを含めて、指で画面上に書くというのは多少なりとも指の太さなども関係して書きにくいものだと思います。そこにHTCは着目したんでしょうね。

ペンを使いたい場合、本体にあるペンのマークをスタイラスペンでつつきます。指で触っても反応しません。

すると(1)と(2)どちらを選択するよう促されますので、希望のモードを選びます。

ペン先の種類も選べます。

色も選べますー。

アンドゥ機能などもちゃんとあります。


ペン先の太さも選べます。その気になればお絵かきができるほどの充実度ですなw
それにしてもへたくそな字ですwww

走り書きモードではキャプチャした画面に選択した時点で、画面がキャプチャされます。あとはその画面に色々書き込めるという寸法。
たとえばこんな風に某所wへの行き方なんか作れちゃったりして。
作成したメモはメモ・走り書き全て、「メモ」というアプリ上で管理されます。このアプリはどうやら「Evernote」そのものらしくw、すべてのファイルはオンラインストレージ上に保管することが可能。iPhoneとの併用も安心ですねっw
私は、evernote自体まだ使っていないので、スタンドアロン使用です~。

ちなみに、このスタイラスペンを使い方、活用方法はやはり特殊だとメーカー側にも認識があるようで、チュートリアルが用意されています。まずは操作を覚えてくださいという安心仕様w
んで、まとめ
◆ここがいい!
- 独自のペン機能
- 手軽に指より文字などを書きやすいのでメモ的利用がしやすい
- 「走り書き」モードによる活用が色々できそう
- ありがちな書き込み時の遅延が感じられない(本当に書き込んでいる感がある)
- タブレット型デバイスでないとできない活用方法(スマホには画面サイズに限界が)
◆ここがうーむ
- ペンが専用で、別添えである(持ち運びが煩わしい)
- ペンを使う時、ペンでないと操作できない箇所・指でないと操作できない個所が混在し煩わしい
- ペンを活かすアプリがHTC謹製のものしか存在しない
まあ、こんな感じなのですがイメージが少しでもわかっていただければ~。
使ってみて思うのは決して先進的・画期的な機能とは言えないけど、用途としてはアリかなと~。ただ、これがiPad等をリードできる機能まではいかないかなと。。。
先述しましたが、ペンを使ったアプリが多く出てくるともっと楽しいかもしれません。
これからに期待!